テニス男子シングルス元世界4位の錦織圭(36=ユニクロ)が、現役最後の公式戦へ着々と準備を整えている。

 錦織は29日、前日に引き続いて東京・有明コロシアムでジャパンオープン本戦に向けた公開練習を実施。この日はパートナーに世界ランキング36位のアーサー・フェリー(英国)を選んだ。

 紫色のハチマキを締めてコートに立つと、気合の入ったプレーを披露。チャンスボールをミスした場面では「あー」と叫び声を上げたほか、絶妙なドロップショットや力強いダウンザラインを決めた際には拳を握りしめた。練習後にはスタンドのファンへボールをプレゼントする一幕もあり、詰めかけた観客はこぞって手を伸ばした。

 その後のインタビューでは「最後に自分がここで本気で試合をするっていうのは、もうあと数えるだけになってきた。残りいくつかなので、それに向けて良い準備を」とかみしめるように語り、「今日も昨日よりは良い感じでプレーできていたので、残りもう一日準備して試合に臨みたい」と前を見据えた。注目の1回戦(10月1日)では、第2シードで同8位のフランシス・ティアフォー(米国)に挑む。