6日まで開催されたジャパンオープンテニスで現役を引退した錦織圭(ユニクロ)が、自身の競技人生を振り返った。
錦織は11日、都内で所属企業主催のイベント「UNIQLO LifeWear Day Tokyo 2026 with Kei Nishikori」に登壇。車いすテニス界のレジェンド国枝慎吾氏とゴードン・リード(英国)、元男子世界ランキング1位のロジャー・フェデラー氏(スイス)とともにトークショーを行った。
錦織は2014年に世界ランキングで自身初のトップ10入り。当時を「自分が見てきたトップの選手たちと、どんどん試合ができるようになって一番楽しかった時期」と回顧した。
翌15年には自己最高の4位に到達。「一瞬だけど、フェデラー、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)がいなくなれと思っていた時期があった」と本音を漏らしつつ、「この3人が、あとはアンディ・マレー(英国)含めて、強すぎたので。どうにかそこに入っていかないといけないというのが一番のモチベーションだった」と語った。
その話を聞いていたフェデラー氏から「非常に危険で予測不能なプレーヤーだった。アグレッシブでショットも素晴らしい。スピード感も含めて、そういったプレースタイルが彼を特別にした」と絶賛を受けると、錦織は「どれくらいがお世辞?」と照れ笑い。そのうえで「フェデラーが一番大好きで、理想の姿だった」と告白し、「スーパーショットを打たれたときに、『クソッ』と思うのと同時に、ちょっとうれしいとも思っていた」と複雑な心境で対戦していたことを明かした。












