男子との差は――。愛知・名古屋アジア大会卓球女子ダブルス決勝(28日、豊田市総合体育館)、張本美和(18=木下グループ)、早田ひな(26=日本生命)組が、王曼昱、蒯曼(中国)組に0―4で敗れて銀メダル。女子は3種目(シングルス、ダブルス、団体)すべてで中国が頂点に立った。
女子は金メダルを手にすることなく全日程を終えた。第1ゲームを0―11で失うなど、序盤から苦しい展開。わずか36分での敗戦劇に、早田は「すべての面で上回られてしまった。実力不足」と完敗を認めた。
今大会は男子が団体で中国を下し、60年ぶりの金メダルに輝いた。男子シングルスの世界ランキングで、トップ5入りしている中国勢は王楚欽(1位)のみ。日本勢は松島輝空(3位)、張本智和(トヨタ自動車=4位)が上位をキープしている。中国との差が着実に縮まる一方で、女子シングルスの世界ランキングはトップ5のうち、4選手が中国勢。日本勢は張本美和(3位)のみだ。
この現状に女子代表の中沢鋭監督は「まずシングルスの実力を上げていくしかない。今大会のシングルスも中国の世界1位(王曼昱)、2位(孫穎莎)と、日本の3位(張本)、6位(早田)という勝負になっている」と指摘。ただ、王曼昱と孫穎莎の壁が特に厚い中でも「張本選手はまだ若いし、これから強くなる、成長するための時間がある。早田選手も試合しながらいろんな技術の精度を上げているので、まだまだ良くなると思う」と進化に期待を寄せた。
2年後のロサンゼルス五輪へ、まずは個のレベルアップが必須条件だ。












