卓球のアジア選手権最終日(25日、ウズベキスタン)で、女子の張本美和(木下グループ)は難敵の中国勢に屈した。

 世界ランキング3位の張本は、この日のシングルス決勝で同10位の陳熠(中国)に0―3のストレートで敗戦。第1ゲームを5―11で落とすと、第2ゲームは接戦の末に8―11、第3ゲームも6―11で奪われた。張本は女子団体と混合ダブルスで頂点に立っていたが、今大会3個目の金メダルとはならなかった。

 女子団体決勝では第4試合で張本が陳熠(中国)に勝利していたが、リベンジを許す形となった。中国メディア「捜狐」は「陳熠は張本に再び負けることを拒んだ。3―0で圧勝してこの大会で初優勝を飾った」と速報で伝えた。

 今大会は同1位の王曼昱、同2位の孫穎莎が不在。他の有力選手も早い段階で姿を消すなど、波乱の多い一戦だった。それでも、優勝を果たした陳熠に対し「張本を完封して優勝した。第3ゲームは後半に主導権を握り、5点を連取した」と賛辞の言葉を送った。

 張本はこの日の女子ダブルス決勝でも、蒯曼、王芸迪(中国)組に1―3で敗戦。金メダルを狙った2試合はいずれも悔しい結果に終わった。