ここで終わるつもりはない。愛知・名古屋アジア大会卓球女子ダブルス決勝(28日、スカイホール豊田)で、張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)組が王曼昱、蒯曼(中国)組に0―4のストレートで敗戦。60年ぶりの金メダルには届かなかった。

 第1ゲームを0―11で落とすと、第2ゲーム以降もリズムをつかめずに完敗を喫した。張本は「(第1ゲームは)悪くなかったと言いたいけど、0点だったのでそうは言えない」と苦笑い。「1点を取るために思い切ったプレーをしても良かったなと。終わったことなので、結果論になってしまうけど」と肩を落とした。

 今大会はシングルス、ダブルス、団体のすべてで中国勢が金メダルを獲得。自国開催の一戦で頂点に立つことはできなかった。張本は「金メダルが1つでも欲しかったなというのが正直な気持ち」と吐露。その上で「この悔しさをバネにこれからも頑張りたいと思った」とリベンジを誓った。

 早田も張本と同じ気持ちだ。「金メダルを取れなかったり、全ての種目で中国人選手に負けてしまったが、これが本当に現実だと思う。どうやってちょっとずつ距離を詰めていくか、そして最終的に勝てるように、本当にいろんなことをクリアにしていかなきゃいけない。自分の可能性を信じ続けて頑張り続けることが大事かな」と語った。

 ロサンゼルス五輪までは約2年。今大会の経験を未来の金メダルにつなげる。