フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会(24日=日本時間25日、フランス・アンジェ)で、女子の中井亜美(TOKIOインカラミ)が涙の逆転Vだ。
ショートプログラム3位で迎えたこの日のフリーは、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させると、その後も安定したジャンプを披露。「パリのアメリカ人」をノーミスで演じ、渾身のガッツポーズを見せた。演技後に感極まった表情だった中井は、自己ベストと並ぶ149・08点をマーク。再びガッツポーズが飛び出した。
合計219・78点で2連覇を達成。優勝インタビューでは「みなさんの前に出た時にこんなにもたくさんの方が応援してくれているのが分かって、最後はしっかり自分を信じることができた。だからいい演技ができたと思う」と振り返った。
昨季はミラノ・コルティナ五輪で銅メダルを獲得。世界的なスケーターに急成長した一方で「今回はたくさんのプレッシャーだったりがあった」。五輪メダリストならではの難しさを実感しながらも「それを新しい挑戦として捉えながら乗り越えることができたので、また一つ成長したかなと思う」と声を弾ませた。
SPで失敗したトリプルアクセルを決めるなど、精神的な強さを証明した中井。次なる戦いへ、大きな自信をつかんだようだ。
またSP1位の青木祐奈(日本建物管財)は124・31点、合計200・62点で4位。SP8位の住吉りをん(オリエンタルバイオ)は129・60点、合計190・70点で6位だった。












