愛知・名古屋アジア大会の女子マラソン(26日、パロマ瑞穂スタジアム発着)、昨年の世界選手権代表の佐藤早也伽(32=積水化学)は2時間28分14秒の4位でメダルを逃した。

 中盤で先頭集団から離れるが、4番手で通過した40キロ地点では3番手の矢田みくに(エディオン)とは30秒差。しかし、佐藤の最後の追い上げで、矢田と18秒差の4位でフィニッシュした。

 レース直後には、矢田と笑顔で互いに健闘をたたえ合う様子もあった。報道陣の前では険しい表情で「悔しいなという思いが強い。ずっと最低でもメダルを取りたいと取り組んできたところで、それを逃してしまって…そこがすごく悔しく思う」と振り返った。

 出遅れた原因については「レースが動いた30キロくらいまでも、何度かペースの上げ下げがあり、若干疲れてしまっていた。さらに、集団の後方にいたので、反応が遅くなってしまったのもあって出遅れた」と分析した。

 それでも、来年10月には2028年ロサンゼルス五輪の出場をかけた選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が控えている。同じ名古屋で五輪の切符をつかむためにも、佐藤は「MGC、そしてつながるところがあるので、そこでしっかり結果を出せるように。もう一度しっかり練習を積んで、悔しい思いをしないようにこれからも頑張りたい」と前を向いた。