涙の日本一奪取だ。陸上女子800メートルで日本記録保持者の久保凛(積水化学)が13日、日本選手権2日目(愛知・パロマ瑞穂スタジアム)同種目の決勝で2分1秒54をマークし、3連覇を達成。アジア大会(9月開幕、愛知)の派遣設定記録を突破した。
実業団デビュー戦となった木南道孝記念(5月、大阪・ヤンマースタジアム長居)では思うような走りができず、大粒の涙を流したが、この日はアジア大会の派遣設定記録を突破する堂々のレースを見せた。
東大阪大敬愛高を卒業した久保は、今春から積水化学に入社。女子陸上部に所属しつつ、クラブチームの「TWOLAPS」で男子800メートルの元日本記録保持者である横田真人さんの指導を受けている。
「TWOLAPS」では高校時代と異なり、基本的に各自で与えられたメニューをこなしている。「自分のリズムでできる部分もあるけど、甘えちゃったりすることも多いと思うので、そこを絶対にしないように、高校の時よりも責任を持ってやっていかないとなと思っている」ときっぱり。社会人の自覚を胸に、競技に取り組んでいる。
アジア大会での目標はかねて優勝と口にしてきた。期待のランナーが第一関門をクリアだ。










