日本ハムは19日、オリックス(エスコン)と対戦し9回に2点差をはね返す6―5の劇的サヨナラ勝ち。連勝を「3」に伸ばした。

 打線が初回二死一、二塁から郡司の右前適時打で先制。野村も左前適時打で続き相手先発・寺西から幸先よく2点を奪った。

 三回には2四球と敵失で二死満塁の好機を得ると続く水谷が左前適時打。試合の主導権を握った。

 だが、3点リードの5回一死無走者から先発・達が中川に一発を被弾。その後も2安打と四球で一死満塁を背負うと、続く宗には右翼フェンス越えの満塁弾を浴びこの回5失点で逆転を許した。

 それでも2点を追いかける打線は9回一死から3本の安打で二死満塁の好機を作ると、最後はこの日6番に入った野村佑希内野手(25)が右中間を深々と破る走者一掃の二塁打を放ち劇的な勝利を飾った。

 試合後の新庄剛志監督(53)は殊勲打を放った野村に対し「僕との約束通り、最後ツーベースでサヨナラヒット。いや~、うれしいですね」と満面の笑み。その上で「オリックスさんが前のカードで6点差をひっくり返してサヨナラホームランで良い勝ち方をして。簡単には勝てないと思いながら3点を先に取ったんですけど…。やっぱり(相手も)逆転してくるなという想像もしていたし」と緊迫した激戦を振り返った。

 この勝利でチームは3連勝。負けていれば首位ソフトバンクとのゲーム差を「4」に広げられるところだったが劇的サヨナラ劇で踏みとどまった。今後も負けられない試合が続くが「こっからは全部(の試合)が大きい。でも全部は勝てないですから。負けた時も先を見込んで誰を使おうかな、とかを考えていかないといけないから」。

 泥くさく勝ち取った大きな1勝をかみしめながらも最後は次戦に向けて気持ちを入れなおしていた。