日本ハムは17日の楽天戦(楽天モバイル)に7―5で逃げ切って2連勝。2カード連続の勝ち越しで貯金を「22」とした。
初回一死一塁から、レイエスの左中間への適時二塁打で先制。3回にはこの日スタメンに抜擢された矢沢、有園がともに適時打を放ち、3点を追加した。さらに4点リードで迎えた5回には、一死満塁から水野の右前適時打、水谷の右犠飛で加点。打線が中盤までに楽天を突き放した。
投げては先発・伊藤が序盤から威力ある直球を中心に相手打線を圧倒。6回まで2安打しか許さない完璧な投球を見せた。
7点リードの7回、ボイトに左翼席への5号2ランを浴びたが、失点はこの2点だけ。直後の8回にマウンドを託した救援陣が猛攻を受けたものの、伊藤は7回4安打2失点でリーグトップの12勝目を挙げた。
試合後の新庄剛志監督(53)は前夜に次ぐ楽天の終盤の猛攻を食らったことに「去年はまだ良かったけど、その前の前の年か。ほぼほぼ(この展開なら)逆転されて『わちゃー』で終わってましたけど」と苦笑い。
「でも、去年ぐらいから逆転されないイメージができて、今日勝てたというね。しかし8回、ああなるんだったら(7回まで好投していた)伊藤くんをもう一回(続投させて)でいいじゃない、ねぇ」と楽勝ムードから一転、ヒヤヒヤの試合展開となったゲームを振り返った。
それでもこの日の勝利で、ソフトバンクとのゲーム差は広がることはなく「3」のまま。主力を休ませ、控え選手中心で臨んだ試合だったにも関わらず、着実に白星をもぎ取った意義は大きい。
「こういう戦いも(選手の)成長の一つであってね。今日は(5番に抜擢した)矢沢くんも打ってくれたし。(先発出場して3安打した)有園くんも右方向のバッティングは、代打でも面白いかなとは思いましたから」
ただ〝新庄節〟はこれだけでは終わらない。
「でも、今日は試合前からテンションがめっちゃ下がっていたんですよ。(母校の)西短(西日本短大付属)が(甲子園で)負けてのソフトバンクがサヨナラ勝ちでしょ(笑い)。それで3分後にメンバー交換だったんで。そしたら(楽天の)三木監督も(CS進出争いを続ける)オリックスがサヨナラ勝ちで…。お互いテンション低いまま試合に臨んでね。大変な一日でしたよ」
最後は疲れた表情を見せながらも、普段通り周囲の爆笑を誘うことは忘れなかった。












