日本ハムは16日、楽天(楽天モバイル)と対戦し9―5で勝利。貯金を「21」とし、首位ソフトバンクとのゲーム差を「3」に縮めた。 

 試合が動いたのは2回だった。一死一、三塁から、万波の左翼線へ2点適時二塁打で先制すると、続く水野も中犠飛で加点。序盤から相手先発・内を攻略した。さらに3回無死満塁、清宮幸の左犠飛で追加点。5回にも清宮幸、野村の連続二塁打や、水野の2点適時三塁打で3点を奪い、試合を決めた。

 投げては先発左腕・加藤貴が、走者を許しながらも要所を締める投球。3回まで相手打線に得点を与えなかった。4、6回にフランコに2打席連続となる5、6号ソロを浴びたが、許した得点はこの2点だけ。味方打線の援護にも助けられ、6回8安打2失点で8勝目(5敗)を挙げた。

 新庄剛志監督(53)は試合後、最終回に楽天に追い上げられたこともあり「今日は『選手に聞いて』って言おうとしたんだけど(最後に)追い詰められたんで。取材します」と苦笑い。

 その上で「明日はちょっと(試合に)ずっと出ている選手に体の張りとかも出ているから。休ませるメンバーを考えたいと思います。ケガにつながるから。ケガしてもらったら困るんでね。今日、誰が打ったかようわからんし」と16安打で9得点を挙げた打線に目を細めながら、次戦以降の先発メンバー変更を示唆した。

 チームはこの日の勝利で首位とのゲーム差を縮めたが、最後の追い上げを始める上で故障者だけは出したくない。指揮官にはそんな思いもあるだけに「みんなには知らせていない(選手の)体の張りやら、疲れやら、メンタルやら。内部にしかわからない事情もあるし。でも、控えメンバーもすごい選手ばっかしなんで。(今後の先発メンバーは)〝快癒器〟(かいゆき)をしながら考えます(笑い)」と背中のツボを押す健康器具を自身も使いながら、出場選手を熟考していくことを明言していた。