ドジャースが15日(日本時間16日)、本拠地ロサンゼルスでパドレスとの3連戦初戦を3―2で振り切り、同率で首位に並んだ。

 6月の対戦では死球が飛び交い、両チームの監督は退場、お互いのダッグアウトが無人となる乱闘寸前のもみ合いまで繰り広げたが、この日は僅差の戦いとなった。試合を引き締めた一人は先発したクレイトン・カーショー投手(37)だ。2回に左翼ポールを直撃する先制ソロこそ許したものの、6回までわずか2安打1失点。5連勝で乗り込んできた相手の勢いを止めるとともに、4連敗中だったチームの連敗ストッパーとしての役割も果たし、今季7勝目(2敗)、MLB通算219勝目を手にした。

 パドレスとはナ・リーグ西地区で切っても切り離せないライバル関係にある。そのため、6月のように普段以上にヒートアップすることもあるが、ドジャースひと筋に生きるカーショーはレジェンドらしい目線で相手を見ていたようだ。登板前のカーショーは地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」の取材にこう答えていた。

「彼らに対して特別な感情はない。ただ地区優勝したいだけだ。どのチームにも好調な時も不調な時もある。自分がここ(ドジャース)にいる間、ジャイアンツからロッキーズ、ダイヤモンドバックス、パドレス、そしてまたジャイアンツと変わってきた。唯一変わらないのは、自分たちが常にその争いに加わっていることだ。単純に次に強いチームが入れ替わるだけ」

 パドレスも対戦相手の一つにすぎず、それ以上でもそれ以下でもない。相手を抑えることだけに集中し、毎年のように優勝争いを繰り広げてきた自信とプライドをのぞかせていた。

 試合前まで1ゲーム差をつけられていたが、この日の勝利でドジャースとパドレスはともに69勝53敗。残り5試合となった直接対決を含め、今後もデッドヒートが続きそうだ。