広島・栗林良吏投手(30)が18日の阪神戦(マツダ)で7回8安打1失点と粘投し、約2か月ぶりの白星となる今季5勝目を挙げた。2回には打球が右脚付近を直撃するアクシデントに見舞われながらもマウンドを守り抜き、ヒーローインタビューではチームメートへの感謝を口にした。

 右内転筋肉離れから復帰2戦目。2回二死一、二塁で熊谷の痛烈なライナーが右脚付近を直撃し、その場に倒れ込んだ。それでもベンチ裏へ下がることなく続投し、7回117球を投げて6奪三振。首位・阪神打線を1失点に抑えた。

 試合後「しんどかったですけど、野手がしっかり守ってくれました」と安堵。「(打球直撃で)あれでアドレナリンが出て、7回まで投げられました」と苦笑いで振り返った。

 5回の打席では自ら送りバントを決め、同点劇を演出。打席では「ゴロからやりやすいところに投げてくれと思いながら立ちました」と振り返った。

 そして6回、坂倉が決勝の10号ソロを放つと、右腕はベンチで大喜び。「サクは3日前から『僕の時、打ってくれる』と言っていたので、信じてました」と笑顔。頼もしい援護に応え、復帰後初勝利をつかみ取った。

 最後は「今日はすごい応援ありがとうございました。皆さんのおかげで粘って抑えることができました。僕の時も温かい拍手で、これからもよろしくお願いします」とファンへ感謝を伝えた。