トンネルから抜け出せない。広島は13日の中日戦(バンテリン)に延長10回、2―3でサヨナラ負け。6連敗で借金は今季ワーストの「4」にふくらんだ。
2―2の同点で迎えた10回裏無死一塁の場面で、勝敗を分けるプレーが飛び出した。ブライトの打球は二塁正面へのゴロ。バスターエンドランがかかっていたため一走・田中はスタートを切っていたが、二塁・菊池は迷わずセカンドへ送球。だが、遊撃・小園は走者と交錯したため捕球ができず、ボールはセンターへ。その間に田中は三塁へ進塁し、無死一、三塁とピンチは広がった。
広島ベンチは4番・細川を申告敬遠して満塁策を取ったが、続くボスラーに右前へ運ばれてジ・エンド。阪神戦に続いて2カード連続で3タテを食らってしまった。
「あれは勝負に出たのだからしょうがない。サヨナラのランナーがスコアリングポジションに行ってしまうし、タイミング的にも勝負にいけるタイミング。あそこはしょうがないです」。新井監督は結果的に悪送球となった菊池をかばったが、これで7月に入ってから2勝8敗2分け。首位・阪神を追いかけるどころか5位・中日に1・5ゲーム差に迫られている。
初回に2点を先制されたものの、6回二死一、二塁で菊池が左翼へ2点適時二塁打を放って同点。だが、2回から10回まで毎回の14安打を放ちながら、奪った得点はこれだけ。ここにきて得点力不足がカープに大きくのしかかってきている。
「結果、勝てなかったけど、連敗中でみんな何とかという気持ちはすごく伝わってきました」と前を向いた新井監督。15日からはホームに戻ってDeNA3連戦。ここで反撃のきっかけをつかみたい。












