米国・AEWのビッグイベント「ALL IN TEXAS」(12日=日本時間13日、テキサス州アーリントン)で、AEW世界トリオ王者の柴田勝頼(45)が、新日本プロレスのIWGP GLOBAL王者ゲイブ・キッド(28)組の挑戦を退け、王座防衛に成功した。
4月にサモア・ジョー、パワーハウス・ホブスとのユニット「THE OPPS」で6人タッグの同王座を奪取。一方のゲイブは、極悪軍「デスライダーズ」のクラウディオ・カスタニョーリ&ウィラー・ユウタと共闘して、新日本・LA道場時代の師匠にあたる柴田のOPPSに挑んできた。
ゴングと同時に柴田とゲイブは激しいチョップの打ち合いを繰り広げる。MLBテキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドには、相手の胸板を叩く異様な衝撃音が鳴り響いた。序盤から柴田の胸が紫色に腫れあがるほどだったが、柴田はカスタニョーリに得意のフロントハイキック、串刺しドロップキックをぶち込み、フロントチャンスリードロップで叩きつけた。
ユウタにも串刺しドロップキックからPKを見舞って試合のペースを握ったかに見えたが、ユウタのジャーマンからゲイブのバックドロップ、ブレーンバスターの猛攻を浴びて窮地に陥った。それでもゲイブに3カウントは許さない。「柴田の闘魂が多くの試練を受けている」と実況される中、ゲイブにこん身の張り手をくらわせ、OPPSのリーダー、ジョーとタッチした。ジョーはゲイブを強烈なパワースラムで叩きつけたが、デスライダーズの2人に蹴りまくられダウンする。
ゲイブと代わったユウタはコーナー上段に上がり、カスタニョーリと合体攻撃の態勢に。ここでホブスが阻止に入るとゲイブと争って場外へ。すかさず柴田がコーナーのユウタにフロントハイキックをぶち込んだ。〝ザ・レスラー〟の決死の一撃から、ジョーが必殺のマッスルバスターでユウタをマットに沈め、3カウントを奪った。
見事な連係でOPPSがベルトを死守し、ジョー、柴田、ホブスの3人はベルトを掲げた、ところが、直後に敗れたゲイブとデスライダーズがOPPSを急襲。ゲイブは柴田にパイルドライバー、カスタニョーリはジョーにニュートライザーを決めてKOした。ユウタはホブスをパイプイスでめった打ちに。さらにカスタニョーリはジョーの首にイスをセット。そのままイスごとジョーにストンプをくらわせ、完全にノックアウトした。
大ブーイングを浴びながらゲイブとデスライダーズは不敵に観客席を引き揚げた。ジョーは動けず首に重傷を負ったようで、ストレッチャーで運ばれる事態に…。柴田もスタッフに肩を担がれながら退場した。王座防衛もOPPSは大きな代償を支払ってしまった。













