米国・AEWの「AEW COLLISION」が10日(日本時間11日)に放送され、新日本プロレスのIWGP GLOBAL王者ゲイブ・キッド(28)が、卑劣な一撃で師匠のAEW世界トリオ王者・柴田勝頼(45)から勝利を奪い取った。
9日の「DYNAMITE」では、極悪ユニット「デスライダーズ」と再び共闘して柴田、パワーハウス・ホブスと世界トリオ王座を保持するサモア・ジョーを襲撃。LA道場時代の師匠にあたる柴田も挑発して、遺恨が生じた。これを受け、12日(同13日)のビッグイベント「ALL IN」(テキサス州アーリントン)で、ゲイブはデスライダーズのクラウディオ・カスタニョーリ&ウィラー・ユウタと組み、ジョー&柴田&ホブスの「THE OPPS」が持つトリオ王座(6人タッグ)に挑戦することが決定した。
この日の「COLLISION」では王座戦の前哨マッチとして、柴田vsゲイブの師弟対決が実現。ゲイブは試合前のプロモ動画で「柴田サン、あんたは俺に〝闘魂〟ってもんを教えてくれた。でも今のあんたは、ジョーとホブスとつるんで、ハングマン・ペイジまで引き入れた、もうあんたの中に〝闘魂〟は一滴も残っちゃいねえ」などと挑発した。
デスライダーズのマリーナ・シャフィールをセコンドに就けて一騎打ちに臨んだが、柴田からゴング前にフロントハイキックをぶち込まれ、吹っ飛ばされる。ゴングが鳴っても、さらに3発のフロントキックを打ち込まれてペースを握られた。だが、コーナーの柴田にドロップキックを発射すると、強烈な張り手、チョップを連発して反撃。師匠とゴツゴツとした激しい打撃の応酬を展開して、AEWファンを沸かせた。柴田から得意の串刺しドロップキック、フロントネックチャンスリードロップを見舞われるが、豪快なバックドロップを放って譲らない。
一進一退の攻防は柴田が強烈なチョップからミドルキックとつなぎ、スリーパーホールドで捕獲。がっちり決まってゲイブは窮地に陥ったが、ここで王座戦のタッグパートナー、ユウタがエプロンに立って介入。柴田はフロントキックをユウタに叩き込んだものの、これはワナだった。ゲイブはレフェリーの死角を突いて急所打ち。反則攻撃で柴田をもん絶させると、最後はパイルドライバーでマットに突き刺し、3カウントを奪った。
すっかりデスライダーズの一員と化したゲイブは、ユウタとマリーナを引き連れて不敵な表情で観客席を引き揚げた。この勢いで師匠からベルトも奪い取るのか――。













