全日本プロレスで世界タッグ王者「斉藤ブラザーズ」の斉藤ジュン、斉藤レイ(ともに39)が、人気急上昇中の安齊勇馬に続く構えだ。19日後楽園大会での初防衛戦では、絆の強さをアピールする関本大介、真霜拳號を迎え撃つ。〝生まれながらのタッグパートナー〟である最凶双子が、防衛の先に見据えるものは――。
タイトルマッチを控える斉藤ブラザーズは13日、都内で行われた記者会見に出席。レイは「全日本プロレスの勢いをさらに加速させるために、オレたち斉藤ブラザーズが、この世界タッグをしっかり防衛していくぜ」と自信をのぞかせる。
対戦相手の関本、真霜組は20年来の絆を強調するが「生まれながらにタッグを組んでいるオレたちを上回ることはない」と揺るぎない。挑戦者組のパワーとテクニックを警戒していると語りながらも、会見中にアイス好きの関本に見せつけるようにあずきバーを頰張る余裕っぷりも見せた。
そんな斉藤ブラザーズが描く防衛ロードは何か。防衛記録の更新は前提として、ジュンは「チャンピオンとして、メディアにも出てプロレスを広めていかないとな」と、リング外での活動にも意欲を示した。
事実、安齊は恋愛リアリティーショー出演以来、人気が急上昇。団体としても7月の全興行が完売と上り調子だ。ジュンは「安齊を見に来たけどオレたちを好きになってくれたり、その逆もしかり。相乗効果があるな」と効果を認め、レイもうなずいていた。
斉藤ブラザーズも「斉藤ブラザーズのDOOMなクッキング」(GAORA SPORTS)や、ミヤギテレビの夕方ワイド「OH!バンデス」内のコーナー「TAXIめし リターンズ」に出演中だが、全国放送への進出も視野に入れている。
「キャンプが好きだから、キャンプの番組なんてどうだ? 放送時間はゴールデン帯、いや朝でもいいな…。日曜朝7時から、教育番組もいいかもしれない」とジュン。レイも「一番はビールのCMに出ることだな。地元・宮城の大先輩のサンドウィッチマンさんと一緒に」と思い思いに夢を口にする。「オレたちのパワー、スタミナを生かすなら、トーク番組よりも海外ロケがいいと思うぜ」(ジュン)と制作陣へのアピールも欠かさなかった。
壮大な青写真の先には、団体の存在感を押し上げる役割もある。「メディアをきっかけに来てくれたお客さんがとりこになるようなプロレスを見せていかないとな」(レイ)、「プロレスはエンターテインメントだ。お客さんに見てもらってこそ、結果が出る」(ジュン)と飛躍を誓う2人が決戦でも大暴れしそうだ。














