米国・AEWのビッグイベント「ALL IN TEXAS」(12日=日本時間13日、テキサス州アーリントン)で、女子プロレス「スターダム」の朱里(36)が、「女子カジノ・ガントレットマッチ」でAEWデビューを果たした。

 スターダムを3月いっぱいで退団し4月からAEWに移籍した白川未奈が9番目にリングインした後、12番目に登場。PPV中継の実況では「日本、メキシコでチャンピオンに輝き、米国でもタイトルを狙ってAEWデビューを果たす」と紹介された前IWGP女子王者は、サンダー・ロサにドロップキックを発射した。さらにDDTをくらわすと、元WWEのエンバー・ムーンことアティーナと対峙。大歓声の中、アティーナの打撃をかわしてバックスタバーを決めた。

 続いて、スターダムで競い合ってきた白川とも再会のマッチアップ。白川とソバットを打ち合うと、背後からサッカーボールキック、正面からはPKを決めて大観衆から拍手喝采を浴びた。朱里の次に試合に加わったのは、6月のEVEロンドン大会でIWGP女子王座を争ったアレックス・ウィンザー。エレベイテッドDDTを決められるが、ジャーマンから強烈なニーアタックをぶち込んだ。

女子カジノ・ガントレットマッチを制したアティーナ©All Elite Wrestling
女子カジノ・ガントレットマッチを制したアティーナ©All Elite Wrestling

 一気にカバーした朱里だったが、出場者全員がリングインしてフォールを阻止。ここから13人が入り乱れる大混戦となり、コーナーに上がったメーガン・べーンをクリス・スタットランダーがエプロンからパワーボムを仕掛け、場外の7人をなぎ倒した。これで試合は白川とロサの一騎打ち状態となり、白川は雪崩式スリングブレイドからバックブローを決めて、とどめの足4の字固めへ。だがここでアティーナがコーナー上段からO―フェイス(飛びつき変型ネックブリーカー)を決めて、白川から3カウントを奪った。

 アティーナがガントレット戦を制し、AEW世界女子王座への挑戦権を獲得。朱里、白川とも挑戦権を逃したが、米メジャー団体で存在感を示したのは確かだ。