米国・WWEの〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイが「クイーン・オブ・ザ・リング」トーナメント準決勝を突破。PLE「ナイト・オブ・チャンピオンズ」(27日=日本時間28日、サウジアラビア・リヤド)の決勝進出を果たした。
5月のPLE「バックラッシュ」で〝明日の女帝〟アスカを破って抗争を終結させ、戦線離脱した女帝からは後継者に指名された。また、元新日本プロレスEVILのNARAKUとの結婚を公表。公私ともに充実する逸女は、シングルのクイーン・トーナメント制覇に照準を絞っている。
15日(同16日)のロウ(メリーランド州ボルチモア)ではトーナメント準決勝で「ザ・ジャッジメント・デイ」のラケル・ロドリゲスと対戦。巨体のラケルには、3月30日にニューヨークの〝聖地〟マジソンスクエア・ガーデンで行われた一騎打ちで敗れており、雪辱をかけた一戦となった。
ゴングと同時にドロップキックを発射。続けて珍しく逆水平チョップを連打して、速攻を仕掛ける。ただ、ラケルのパワーはすさまじい。イヨを抱えて放り投げると、豪快なランニングボディーアタックで追撃。場外戦でもバリケードに喉元から打ちつけ、イヨのギロチンチョークを切り返してブレーンバスターでマットに打ちつけた。2度目の場外戦でもイヨは抱えられたままコーナーポストに激突させられ、防戦一方となるが、ここでボルチモアの観衆は「レッツゴー、イヨ!」の大チャントで後押しする。
激しい攻防の中、ラケルはいつの間にか鼻から出血。イヨはテハナボムをかわし、バックブローからバズソーキックをぶっ放す。一気に逆襲に転じてダブルフットスタンプからメテオラの猛攻。コーナー上段で頭上に両手で王冠のジェスチャーをつくりながらミサイルキックを命中させた。得意のポーズを決めると、会場は大歓声に包まれた。
ところがエプロンからのサンセットフリップパワーボムは不発。実況席上のラケルへのボディープレスも決められず再び劣勢となるも、会場にはまたも「イヨ! イヨ!」の大チャントが響き渡った。これで奮起した逸女はコーナーでの攻防を制し、サンセットフリップパワーボムを成功。これが効いた。ラケルが大の字になると、イヨは満を持してのムーンサルトプレスで圧殺して、完璧な3カウントを奪った。
真っ向勝負に完勝したイヨは、高々と両手を突き上げた。サウジ大会での決勝では、女子世界王者リブ・モーガンと〝女王様〟シャーロット・フレアーの勝者と激突する。トーナメントで優勝を果たせば、真夏の祭典「サマースラム」(8月1、2日、ミネソタ州ミネアポリス)で、最高峰王座の挑戦権を獲得する。日本代表・イヨが世界王座奪還へ一直線だ。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














