新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」31日高松大会のBブロック公式戦で、NEVER無差別級王者のウルフアロン(30)が上村優也(31)に3敗目を喫した。
キャリアで初めてシングルマッチのメインイベントに出陣したウルフは、上村の徹底した左腕攻めに苦戦を強いられた。ファイヤーマンズキャリーの体勢に担いでもDDTで切り返され、なかなか主導権を握れない。
ならばとエルボー合戦からラリアートを連発し、逆三角絞めに捕獲。アングルスラムは阻止されながらも、上村のライオンズシャイナー(ダイビングボディアタック)は回避し豪快なパワースラムでマットに叩きつけた。
しかし、アングルスラムを阻止されると、ヘッドバットから延髄蹴りを浴びて再び劣勢に。最後は投げっぱなしのカンヌキスープレックスからライオンズシャイナーで3カウントを奪われてしまった。
デビュー年でのG1出場は2000年大会の鈴木健三以来、実に26年ぶりの快挙。開幕戦(11日、米シカゴ)でHENAREから歴史的勝利を収めたウルフだったが、そこからまさかの3連敗と最高峰リーグ戦の高い壁に跳ね返される結果となっている。
バックステージでは「上村さん、あなた本当に新日本の太陽だよ。眩しすぎったらありゃしない」とリスペクトを表しつつ「俺は太陽みたいな輝き方はできないけど、俺は俺の輝き方を新日本プロレスのリングの上で見つけていくし、まだまだ半年、されど半年。ここで負けてしまったという悔しさを次につなげて、着実にレベルアップして、次やった時はもっと強い俺を上村さんに味わってもらうよ」と前を向いた。G1の舞台で経験値を積む金メダリストは、成長しながら勝利という結果を残すことができるのか――。













