米国・WWEの〝美しき狂気〟ジュリアが、真夏の祭典「サマースラム」(1、2日=日本時間2、3日、ミネソタ州ミネアポリス)出場をかけた一戦で、まさかの惨敗を喫した。
WWE女子王者リア・リプリーの負傷欠場に伴い、同暫定王座決定ラダーマッチが、大会2日目に予定されている。5人参加のラダー戦にはシャーロット・フレアー、ジェイド・カーギル、女子US王者ティファニー・ストラットン、チェルシー・グリーンの4人が出場決定。残り1枠をめぐり31日(同1日)のスマックダウン(ウィスコンシン州グリーンベイ)で、元女子US王者のジュリアが元WWE女子タッグ王者のラッシュ・レジェンドを相手に暫定王座戦予選で激突した。
元女子プロバスケットボールWNBA選手だったラッシュは183センチの長身で、ジュリアとは圧倒的な体格差がある。それでもゴングと同時に放ってきたフロントハイキックをかわし、ローキックを連打する。続けて蜘蛛の巣(変型卍固め)で捕獲。スタンディングの状態で絞め上げたが、ラッシュのパワーはすさまじい。力任せに体勢を入れ替えられ、マットに叩きつけられた。
ジュリアはカバーをカウント2で切り返し、変型メキシカンストレッチからアリベデルチ(ランニングニー)を発射。ラッシュの顔面に打ち込んだが、カウント2で返される。すかさずとどめのノーザンライトボムを狙い、こん身の力で持ち上げようとするも、巨体を動かせない。ならばとギロチンチョークを決めるが、怪力で振りほどかれ、抱きかかえられたまま強烈なヘッドバットをくらった。最後はラッシュエクステンション(変型バスター)を浴びて3カウントを献上した。
試合時間わずか2分の完敗だった。4月の祭典「レッスルマニア42」に続き「サマースラム」出場も逃したジュリアは、ぼうぜん自失の表情。SNS上ではファンが騒然となったが、自身のXを更新してこう記した。
「私を応援してくれた皆さんへ…こんな結果になって、ごめんなさい。でも言わせてほしい…私のことはクソほど心配するなよ。私はとてつもなく頑固だ。絶対に諦めたりしない。私は鉄のようにタフだ。これこそが私の原動力。何でもかんでもぶつけてこいよ。どんなことが起きようとも、乗り越えてみせる。さあみんな、かかってきな」
敗戦にもWWEマットで生き残る揺るがぬ決意を披露。衝撃の2分敗戦と合わせて、「ジュリア」は米国内のXでスポーツトレンドの1位となった。転んでもただでは起きない元お騒がせレスラーはここからどう巻き返すか。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。












