米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が9日(日本時間10日)に放送され、AEWインターナショナル王者のケニー・オメガ(41)が、宿敵でAEWコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(37)に最終メッセージを送った。

 12日(同13日)のビッグイベント「ALL IN」(テキサス州アーリントン)では、互いのベルトをかけた2冠統一戦で激突する。新日本プロレス時代に名勝負を連発した両雄の一騎打ちは2018年6月以来、約7年ぶりとなる。AEWマットではオカダがドン・キャリス・ファミリーと結託。6月11日の調印式ではケニーを襲撃して担架送りにして、遺恨を深めてきた。

 ケニーはこの日、プロモ動画で登場。ついに実現する5度目のシングル戦に「いつかこの日が来るのだと、何となくわかっていた」といい、オカダを倒した新日本での映像とともに「そこで終わっていいと思っていた。あの日、俺が〝ベスト〟だと証明されたからな。でもお前がAEWに来てしまった」と運命の一戦に臨む心境を明かす。

 続けて「今のケニー・オメガは、あの頃の俺じゃない。そして今のオカダ・カズチカも、あの頃のお前じゃない」と、憩室炎での長期欠場から復帰した自身と、悪の道をひた走るオカダの変化を口にした。

 その上で「お前は俺の家族を巻き込んで、これを個人的な戦いにした。おめでとう。思い通りになったな。だったら、今回は前とは違うケニー・オメガを見せてやる。どんな手を使ってでも、俺はお前を壊してやる。もしそれがベルトを手にいれるためなら、殺してでも勝つ。もう俺にはこれしか残っていないんだ。このビジネスと王座しか」と悲壮な覚悟を示した。

 勝てばAEW史上初の統一王者となる。ケニーは「AEW史上最も期待された一戦だ。すべてをリングに置いていこう。最後の一戦だ」と、決着戦への揺るがぬ意志を表明。MLBテキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで実現する、スーパーマッチの行方は果たして――。