ドラディション22日の後楽園大会で、新日本プロレスのNEVER無差別級王者・成田蓮(28)が〝炎の飛龍〟藤波辰爾(72)との異色シングル戦を制した。
極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のリーダーは、レジェンド相手にもダーティーファイト全開。地獄の断頭台で沈めると、試合後は高橋裕二郎とともに藤波に暴行を加えた。
するとここで新日本6月14日大阪城ホール大会のV2戦の挑戦者ウルフアロンが電撃登場。一本背負いで投げ飛ばされた成田は「藤波、ざまあみろだよ。それとウルフよ。テメエもしつけえな。このベルトにテメエは手が届くことすらできねえんだよ。そしてな、黒帯…そうだな、どうしてやろうかな」と不敵な笑みを浮かべて控室へ消えた。
「黒帯」とは2月大阪大会でウルフに勝利している成田が、再戦の条件として要求したもの。「テメーは黒帯かけて大阪城に来い」と言い放つとウルフも「負けたら黒帯返上マッチ」を受諾している。取材に対して成田は「こっちはベルトかけてるんだから当然の話。俺に負けておいて、何のリスクも負わずまた挑戦なんて、虫がよすぎるだろ」と当然の権利と主張した。
ところが、だ。9日の公開記者会見で両者が合意したこの取り決めに関して、成田は不満を表明し始める。「よくよく考えたら、アイツの情けない姿が全国ネットで知れ渡るくらいなもので、あの条件だと俺にメリットがねえんだよな。黒帯なんか返上させたところで1銭にもなりゃしねえし…」といまさら過ぎる疑問符。「実はな、今ちょっと入り用なんだよ。米国に祝儀を送らなきゃいけねえから、俺が勝ったらついでに1000万円もよこせ」と、インターネットテレビ「ABEMA」で4月に放送された「ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円」になぞらえて大金を追加要求した。
〝祝儀〟の送り先は言わずもがな、17日にイヨ・スカイとの結婚を公表したH.O.Tの前リーダーEVIL(現WWEのNARAKU)だろう…。今年の1月4日東京ドーム大会でEVILが敗れたウルフを大阪城で粛清するのは、拷問の館を受け継ぎし者の使命だ。













