女子プロレス「スターダム」23日の愛知・豊田合成記念体育館大会で、ワールド王者の玖麗さやか(25)が伊藤麻希の挑戦を退け、初防衛に成功した。
逆エビ固め、伊藤スペシャルと腰攻めに苦しめられた玖麗は、顔面へのフットスタンプを決められるなど、なかなか主導権を握れない。ときめきスピアーもジャンプした伊藤に上から潰され、変型ダブルアームDDTでマットに突き刺された。
それでも王者の意地で3カウントは許さない。エルボー合戦からヘッドバットを繰り出した伊藤に対し、ときめきスピアーを発射。これをカウント1で返されると、中野たむの得意技バイオレットスクリュードライバーでたたみかける。なおも立ち上がり中指を立てる伊藤に対し、最後は再びときめきスピアーをさく裂させて激闘に終止符を打った。
試合後のリング上では「伊藤麻希…あなたのことは戦ってみても、やっぱり全然分からない。だけどね、私は伊藤麻希のことが好きだっていうのは分かります! 今日はありがとうございました」とノーサイドでハグを求める。ところが伊藤からはガットショットからスタナーを決められ「なんで…どうして…?」とその理不尽さにぼう然と立ち尽くした。
とはいえ、王者に落ち込んでいる時間はない。直後にはこの日の次期挑戦者決定4WAY戦を制した鈴季すずが登場。「赤いベルト取って、防衛して、うれしいか? でもな、全然似合ってねえよ。だってこのベルト、呪いだとか執念だとか、それだけの気持ちで取ったベルトだろ? ベルトはお前を強く見せるためのお飾りじゃねえんだよ。こいつのピークはもう終わってます! しんどいんだろ? もう背負えないんだろ? 鈴季すずが助けてやるよ」と挑発を受けた。
これに対して玖麗は「このベルトは呪いとか執念とか、それだけの気持ちで取ったんじゃない! ちゃんと私なりにスターダム未来のこと、自分自身のこと、全部のこと全部全部考えて、全部背負うつもりでいま持ってます! この腰に巻いてる! 重いけど苦しいけど私に似合ってる!」と反論。
さらに「鈴季すずは赤いベルトを巻いたことがない。玖麗さやかは赤いベルトをいま巻いている。それがすべてだと思います」と豪語し、V2戦へ火花を散らしていた。















