「マイナビオールスターゲーム2025」(23日=京セラ、24日=横浜)の監督選抜が7日に発表され、ソフトバンクからはリバン・モイネロ投手(29)、杉山一樹投手(27)、周東佑京内野手(29)、柳町達外野手(28)の4選手が選出された。モイネロは3年ぶり2度目、周東は柳田の代替選手として出場した昨年に続き2年連続2度目、杉山と柳町は初出場となる。

 選手からは喜びの声が上がった。先発として防御率1・27を記録しているモイネロが「前は中継ぎとして選ばれたと思うが、今回先発としての成績で選ばれたことは光栄だしうれしい」と語れば、開幕を二軍で迎えるも交流戦でMVPを獲得するなどブレイクを果たした柳町は「(開幕前は)全く想像できなかった。それこそこんな舞台に呼んでいただけるのが本当にうれしい。プロ野球選手になったなって実感が湧いてくる」と喜びを噛みしめた。

 そんな選手たちが対戦を心待ちにしたのは昨年まで同僚だったあの選手だった。今季から巨人に移籍した甲斐は初めてセ・リーグ代表として選出。3日には選手間投票で選出された山川が「〝甲斐キャノン対山川の足〟ということでやりたい」とまさかの足での対決を宣言していた。

 これに呼応するかのように他の選手も言及。会見で周東が「甲斐選手から盗塁はしたので甲斐選手が捕手の時に僕の本塁打を間近で見せてあげたい」と口にすれば、柳町は「山川さんが盗塁を決めて、佑京さんが本塁打を打つので、僕は甲斐さんの打球を取りたい」と守備の視点で切り込んだ。昨年までバッテリーを組む機会も多かった杉山は「拓さん(甲斐)と対戦したい。拓さんにはオール真っすぐで」と直球宣言で封じこむ算段。移籍しても愛される扇の要との対決には注目が集まりそうだ。