ソフトバンクは5日の西武戦(みずほペイペイ)に4―3で逆転勝ちを収めた。
ベテランの技が光った。中村晃外野手(35)は2試合連続で「3番・一塁」に入った。相手先発はリーグ屈指の右腕・今井。強敵相手に3回一死二、三塁と先制のチャンスで打席に立つと、初球の真っすぐをコンタクトした。打球は前進守備の一、二塁間を抜けていく貴重な2点適時打に。中村は「積極的にコンパクトなスイングを心掛けた。チャンスを生かすバッティングができて良かった」と一打を振り返った。
5回にも右腕の高く浮いた変化球を中堅に運んだ中村。先頭打者の出塁で、柳町の適時打につなげた。今井に対しては試合前時点で通算打率3割5分(40打数15安打)と好相性。この日もマルチ安打という結果で対戦成績は3割9分5厘となった。
4日の試合前には小久保監督と話をして打順を変更。3番に入ると武内、平良から計2安打を放ち零封負けを喫した打線の中で気を吐いた。開幕前には代打としてシーズンに臨む覚悟を固めたが、気が付けばチーム最多となる71試合に出場。いついかなる状況でも結果を残す、背番号7の存在感が際立っている。試合後、小久保監督は「僕の中では今年代打スタートで二人で話し合った中で、今こういう起用をしている。本当に頭が下がる思い」とベテランを称えた。
節目の1500本安打までは残り9本。「目指していた数字」までのカウントダウンは始まっている。











