広島は6日の巨人戦(東京ドーム)に3―2で逆転勝ち。1点を追う9回一死満塁から菊池涼介内野手(35)が大勢から中前へ2点適時打を放った。ベテランの一打で試合をひっくり返し、5番手ハーンがG打線を振り切った。試合前まで35イニング連続無得点と低調だった打線は、この日も7回まで中村奨の同点弾を含め2安打と深刻だったが、最後の最後に意地を見せた。以下は新井貴浩監督(48)の試合後の主な一問一答。

 ――最後は菊池が逆転タイムリー

 新井監督 よく打ったね、本当に。ああいうところで打つというのは、さすが。ベテランの力だと思います。

 ――打線は全体的に低調。菊池もそれまで安打を放っていなかった

 新井監督 いや、でもしっかり守ってくれているから。そこは、打つだけじゃないので。守備面でもしっかり貢献してくれている。

 ――今日は打撃に定評がある坂倉も控えていた

 新井監督 いや、あそこは任せました。(相手の)大勢に対して、けっこういい感じでアプローチしているので(対戦前まで通算8打数3安打)。

 ――1点を追う8回にも二死一、二塁の好機。相手2番手の中川に対し、そのまま矢野を行かせた

 新井監督 そうやね。あそこは矢野に「打ってみろよ」という気持ちで。代打っていうのも頭にあったけど。そこはもう「行ってみろ」と。今までだったら、代打っていう選択肢もあったけど、彼の成長も期待して。

 ――6回に中村奨が連続無得点イニングを「40」で止める同点弾

 新井監督 今日もいいバッティングだったね。ずっと点が入っていなかったので、(点が)入るんだったらホームランっぽいなって話をちょうど(藤井)ヘッドとしていた。価値のある同点ホームランだと思います。

 ――リードした9回はハーン。最終回はしばらくこの形か

 新井監督 そこも流動的に。こっちのピッチャーの状態、相手の打線、何番から始まるのか、そういうのを加味しながら決めていきたいなと。柔軟に。今、9回はハーンってなっているけど、固定したってわけじゃないので。

 ――東京ドームでは今季6試合目で初勝利

 新井監督 すごく大きいね。なかなか点が取れない中で、向こうの抑え(大勢)が出た中で、そこをひっくり返したっていうのは。また、いい流れが来そうだなって感じるなので。明日、しっかり休んで、また(明後日)タイガース戦に備えたい。