セ2位の広島は1日のヤクルト戦(マツダ)で延長12回まで戦い、2―2で引き分けた。
先発した床田が初回に2点を失ったものの4回に坂倉、6回には末包のソロで同点に持ち込んだ。4時間8分のロングゲームで最後まで勝ち越すことはできなかったが、試合展開としては劣勢を跳ね返した格好。新井貴浩監督(48)も「追いついての引き分け。また明日につながると思います」と強調した。
その鯉将が新たなオーダーを模索し始めている。この日、初めて末包を配置した〝2番打者探し〟だ。その背景では、どの打順にも適応し、6月29日の中日戦(バンテリン)から4番に据えているセ首位打者・ファビアンの置きどころが深く関係している。
指揮官はファビアンを「チャンスメーク役とするべきか、走者をかえす役割を担わせるべきか」と思案し続けてきた。5月4日以降は2番か3番の上位打線で起用してきたが、首脳陣の間ではいよいよ一つの結論に達していた。
ファビアンの打順について藤井ヘッドは「(理想は)4番。(走者を)かえす役割」と断言。塁上にたまった走者を新助っ人のバットでかえす構想を固めた一方、宙に浮く形となった2番に誰を当てはめていくかを模索していくという。
さっそく一発を放った末包が軸となりそうな雲行きだが、勝負の後半戦に向けていかに攻撃の形を固めていくのか。オールスター戦までの17試合をメドに〝適任者〟を確定させ、チームを軌道に乗せていく。












