次なる目標は――。陸上の日本選手権初日(4日、東京・国立競技場)、女子棒高跳び決勝は小林美月(日体大3年)が4メートル31で初優勝。父・史明さんとの〝親子V〟を果たした。
有言実行のパフォーマンスだ。4月の日本学生個人選手権後に「今年中に4メートル30を跳べると思う」と公言。当時はケガの影響で万全な状態ではなかったものの、この日は自己ベストの4メートル15を大きく上回る記録をマークした。試合後には史明さんと抱擁を交わす場面も。「(父とは)練習中に当たったり、ケンカしてしまうことが多かった」というが、長年の努力を実らせた。
小林は「(父に)喜んでもらいたいと思っていたので、初めてハグをしてもらえてうれしかった。やっていてよかった」と目を潤ませた。ただ、ここがゴールではない。取材に対し「試合が終わり、やっとここまで来たか、通過点に来たんだと。それで世界を目指したいなと思った」と心境を吐露。日本の頂点に立ったことで、新たな夢が生まれた。
世界を見据える上では、日本記録(4メートル48)の更新も必須となる。「来年中に日本記録を跳べる姿が自分で見えた」と手応えは十分。次は世界の舞台で花を咲かせてみせる。













