若虎が女房役から3つの金言を送られた。阪神・門別啓人投手(20)が、26日に甲子園で行われた一軍の全体練習に参加。猛暑にもめげず、さわやかな笑顔を見せながらキャッチボールや軽めのメニューで汗を流した。

 凱旋登板となった4日の日本ハム戦(エスコン)で先発したものの、4回8安打4失点KO。翌5日に今季2度目の二軍降格となっていた。悔しさを糧にファームで調整を続け、24日の二軍・くふうハヤテ戦(ちゅ~る)では7回から1イニングに登板し無失点。藤川球児監督(44)も「持っているものを生かして、チームの大きな力になってくれれば」と期待を込め、中継ぎとしてリーグ戦が再開する27日のヤクルト戦(神宮)から一軍再昇格を果たす。

 そんな左腕の女房役を務めていた梅野隆太郎捕手(34)は「自分がもっと引っ張っていかないといけない」としつつ、さらなる成長を願って3つのアドバイスを送った。

 まずは「どうしても目の前のバッターに入り込みすぎてしまう」と指摘。「ピッチャーも打席に立つから、どう逆算していくかが大事になる」と続け、セ・リーグは投手も打席に立つため、打線の巡りを考えながら投球を組み立てることが重要と説いた。

 また、二軍戦で防御率0・78と安定した成績を残している20歳左腕に対し「二軍で抑えられたからいいやではなくて、一軍と同じようにやって違いを感じてほしいし。大きな経験をしているから、それを学びに変えて、技術にも自信を持ってやっていってもらいたい」とも続けた。

 一方、リリーフとしての再昇格になる門別は「気持ちは先発に置いておいて、しっかり投げられるようにしたい」と抱負を述べ、今後の先発復帰も狙っている。そうした点も踏まえ、梅野は初回に3安打で1点を奪われた4日の日本ハム戦を挙げ「先制点は試合の流れを大きく左右する。1点だからじゃなくて、9回までの積み重ねだから。そこはしっかりやっていかないといけない」とし、先取点の重要さを強調した。

 経験豊富な女房役の言葉をヒントに、一軍の舞台で成長した姿を披露したい。