中日は22日の日本ハム戦(バンテリン)を4―1で制し、連敗を「3」で止めるとともに、交流戦を白星で締めくくった。
チームを救ったのは先発・松葉貴大投手(34)で7回1失点の好投。リーグトップに並ぶ7勝目を挙げたベテラン左腕には、井上一樹監督(53)も「今は間違いなくうちのエースなので。エースというのは困っている時、何とかしたいなという時に、安定感を持って投球してくれるというのが一番かなと思います」と最大級の賛辞を送った。
7勝4敗、防御率1・54と抜群の安定感を誇る松葉だが、この日はバットでも大活躍。3回の第1打席では中前打で出塁すると、続く上林の右前打で一気に三進し、村松の犠飛で生還を果たした。5回の2打席目でも中前打を放ち「自分は簡単に三振していいと思って打席には入っていない。何とか食らいついて少しでも塁に出てやろう、球数を投げさせようと思いながら打席に入っている」「1週間に1回ですけど、走塁練習もしっかりやっている。事前にしている準備が大事な場面でしっかりできていたので、継続してやっていきたい」と胸を張った。
以前からチーム内では「松葉は内野ゴロでも一塁まで全力疾走する」とそのアグレッシブな姿勢に称賛の声が上がっていた。井上監督から「エース」と認められるようになっても、打撃や走塁で全く手を抜かないだけに「あれだけ全力でプレーする意識が高いと、チーム全体にもいい影響が出る」と球団内での評価はさらにアップしている。
「7勝挙げたことで、ドラゴンズに来て一番勝っている年になっていますが、ここで終わるわけにはいかない。もっともっと勝ち星、イニングを伸ばしていけるように頑張りたい」。投球だけでなく走攻守のすべてにひたむきな34歳が、間違いなくチームを引っ張っている。












