スコア以上の差を感じたのではないか。中日は20日の日本ハム戦(バンテリン)に0―1で敗れ、借金5。これで新庄剛志監督(53)が指揮を執り始めた2022年以降、日本ハムとの交流戦は1勝9敗と勝率1割になってしまった。
先発・大野雄大投手(36)が7回1失点と好投したものの、日本ハム先発・伊藤の前に5安打零封負け。井上一樹監督(53)は「今日も我慢の試合でした。(先制点を取られたのは)6回か。大野を攻めるつもりはさらさらないけど、どちらが先に点を取られるか。お互いの先発同士は意識してたはず、先に取られてしまったっていうのが後を引いたって感じかな」とコメント。この日で今季15回目の零封負けとなったことには「15回もあるよと言われたら、ごめんなさいと言うしかない」と厳しい表情を浮かべた。
失点にこそつながらなかったが、9回二死一、二塁の守りでは日本ハムに重盗を決められた。立浪監督時代、23年6月16日の同カードでも同点の4回二死一、三塁の場面から一塁走者が飛び出し、投手の小笠原が一塁にけん制球を投げる間に三塁走者が生還。これが決勝点となるなど、新庄采配に翻ろうされてきた歴史がある。
今季3敗目で敗戦投手となった大野は日本ハムについて「やっぱ強いですよ。間違いなく。すごく気を使ったミーティングをしました。いろんな作戦もありますし。それは新庄監督が築き上げてきたもの」と評した。
そして左腕は「(新庄監督は就任)4年目ですか。3年間で相手チームにそう思わせるようにしてきた。それがこういうミーティングでもいろんな注意を払わないといけない形になった」とも続けていた。中日サイドは新庄マジックへの対策に相当な神経を使っていたのだ。
チームは、これで交流戦7勝9敗。交流戦負け越しを防ぐためには残りの日本ハム戦2試合を連勝するしかない。何とか意地をみせられるか――。












