4月21日に亡くなった〝過激な仕掛け人〟こと新間寿さん(享年90)の葬儀・告別式が同30日に東京・新宿区喜久井町の感通寺でしめやかに営まれた。新日本プロレスの黄金時代を築いた名フロントとの別れの場には、多くのプロレス・格闘関係者が出席。「2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」で女子プロレス大賞を受賞したSareee(29)は、新間さんと約束したIWGP女子王座(現王者は朱里)奪取の誓いを新たにした。
新間さんは3月24日に新型コロナウイルス感染と肺炎が発覚し入院。治療後の4月18日に退院し、同21日に自宅で亡くなった。
告別式には藤波辰爾、初代タイガーマスク(佐山聡)、大仁田厚、ジャガー横田ら多数のプロレス・格闘関係者が参列。弔辞は新間さんのプロデュースで一世を風靡した藤波と初代虎がささげた。
現役レスラーも多数訪れ、新間さんとの別れを惜しんだ。その一人が、2020年のWWE入団発表後から新間さんと親交のあったSareeeだ。「WWEに行く前にお会いさせていただいて、すごくかわいがっていただいたんです。(アントニオ)猪木さんの時代のプロレスのことだったり、いろいろなお話を聞かせてもらいました。米国から帰ってきた時も『頑張ってね』っていつも言ってくださって、(自主興行の)『Sareee―ISM』にも何回も来ていただいて」と明かした。
最後に会ったのは今年1月のプロレス大賞授賞式だった。「『IWGP女子のベルトを巻いてね』と言っていただいて。女子プロレス大賞を取ったことも本当に喜んでいただいて、本当にいい報告ができたと思っていたんですけど、IWGP女子のベルトを巻く姿を見せられなかったのは悔しいです」。新間さんにとっても自身が構想を提唱した「IWGP」の4文字が刻まれた女子のベルトは特別なものだったのだろう。
Sareeeは4月27日のスターダム横浜大会で現王者・朱里に挑戦表明し王座戦が確実な状況となっている。「きっと(天国から)見てくれているんじゃないかなと。正式に決まったら、その約束を果たすという意味も出てきますね」と故人にささぐベルト取りを誓った。
一方で追いかけ続けた前IWGP女子王者の岩谷麻優は28日にスターダムを電撃退団。Sareeeは「(連続防衛)記録を止めたかったからめっちゃ悔しいですよね。ましてや退団とか言い出して…私がやっとスターダムのリングに上がったらいなくなるという。これもまた運命なのかって感じですね。でも岩谷との戦いも勝ち逃げされたままじゃ終われないので、私は追っかけますよ」と、どこまでも精力的に全方位に宣戦布告していた。












