女子プロレス「スターダム」の前IWGP女子王者・岩谷麻優(32)が、デビューから14年3か月在籍した団体を去ることを決断した。
退団については一昨年から考えていたが、自身が保持するIWGP女子王座への思いから決断に踏み切れず。だが、V10戦(27日、横浜アリーナ)で朱里に敗れ、王座から陥落。試合後に岡田太郎社長と話し合った結果、4月28日付で退団することが決定し、この日開かれた会見で発表することに至ったという。
会見後取材に応じた岩谷は「スターダムは世界一の団体だと思うので、辞める意味ほぼないです。でも、昨日全力で戦った結果完敗した。IWGPがなくなった私がスターダムで他に何のベルトに挑戦したいかってなった時、岩谷麻優としての目標はもうないかなって。それだったら安泰なところにいるより、もっと自分が求められている場所を探すため、ちょっと冒険してみようかなと」と、改めて退団を決意した経緯を明かした。
岩谷は2011年1月にスターダムの1期生としてデビュー。15、16年のシンデレラ・トーナメントを2連覇し、18年の5★STAR GPで優勝。ワンダー王座とワールド王座はともに2度戴冠し、スターダム管轄の全ての王座を巻き唯一グランドスラムを達成。14年3か月間で名実ともにスターダムのアイコンとなった。
「デビューして初期の頃は、3分でスタミナ切れするからウルトラマンって言われて全然勝てなかった。その間にスターダムは何回も危機があったけど、潰れないように1日2試合やったりして何とか踏ん張ってた時期もあった。それが今は横浜アリーナでも大会をやるようになって、最初5人しかいなかったスタッフさんもたくさん増えて、自分が1期生として全てに関われたことがすごく幸せだなと思う」と語った。
前日決断したため、今後については未定だという。岩谷は「犬と旅行に行ったり、猫と家でのんびりしたり、最近パズルはやってるので夜中までやりたいな。でもやっぱり自分はプロレスラーだし、陰キャだけど目立ちたがり屋なので、すぐ試合はしたくなると思う」と明かしつつ「岩谷麻優フリーになったのか…初めて独り立ちした! いろんな団体からのオファーは待ってますけど、オファーないかもしれないし…どうなるかわからない…。でも、出ていくからには『岩谷麻優、落ちたな』って言われないように。女子プロレスのアイコンになります」と意気込んだ。
最後にプロレスを続けることを約束した岩谷は「プロレス大好きだし、引退する時は寿引退って決めてるので。でも、これ6年前くらいから言ってるけど、なかなか運命の人現れないからな…だから最近マッチングアプリを登録したんですよ!」と衝撃告白。記者がスマホを確認すると4つのアプリが入っていた…。
スターダムのアイコンを卒業した岩谷の今後から目が離せない。












