東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王者の荒井優希(27)が〝主人公パワー〟を武器に遠藤有栖(28)とのV2戦(5月4日後楽園大会)に挑む。3月両国大会で渡辺未詩(26)を破った〝新女王〟が無二の親友との決戦を前に胸中を激白。真逆の性格ともいえる遠藤への思いと、描く未来像は――。
昨年3月にSKE48を卒業した荒井は、今年3月の両国大会で悲願のプリンセス王座初戴冠。16日(日本時間17日)米ラスベガス大会ではJ―RODを下して初防衛に成功した。「ちょうど1年前のラスベガスで、プロレス一本でのスタートを切ったんですよ。1年ぶりに帰ってきた自分がチャンピオンとしてタイトルマッチができたのは、すごい感慨深いものがありました」と遠征を振り返る。「サイズも力もかなわないJ―RODを相手に冷静な判断力で自分の勝ち筋を探して、必殺技を決められるようになっていたのが自信になりました」と収穫を語った。
V2戦の相手である遠藤は、自他ともに認める大親友。挑戦表明もLINE通話で受け取ったほどだ。「東京女子に来て、まさか親友ができると思ってなかった。プロレスラーになってからの荒井の悩みとか、精神面をかなり助けてくれた。『練習つらいな』って思う時もあったけど、有栖ちゃんがいたから頑張れた。(遠藤は)一見明るいんですけど、どっちかというと荒井の方が前に出るタイプです。人見知りなのかな?(笑い)」と絆の深さをのぞかせた。
遠藤とのシングル戦は、昨年8月の東京プリンセスカップ準決勝で敗北して以来。荒井は「やっぱりそこだけは悔しすぎるの、でやり返したいです」と唇をかむ。23日の会見では性格診断(MBTI)の結果(荒井が主人公、遠藤が冒険家)を引き合いに「ベルトを取って主人公になりたい」と挑発を受けていたが、「荒井が主人公って所でコンプレックスを抱いてるのかも。とんでもない〝主人公パワー〟で輝いて、有栖ちゃんの目をくらませてやりますよ」と笑顔をはじけさせた。
今後の防衛ロードについては「このベルトを持ってた印象の強い先輩たちを倒して、やっと自分の見てきたチャンピオンになれると思う」と並みいる先輩への下克上を狙う。
両国大会では東京女子での東京ドーム大会の開催という壮大な夢を打ち立てた。「そこまでに刻む目標はたくさんあるので、みんなで進んでいけたら」。親友との一戦に勝利し、東京女子の〝新時代〟を切り開くつもりだ。













