ドジャースの山本由伸投手(26)は10日(日本時間11日)にアリゾナ州グレンデールでのダイヤモンドバックスとのオープン戦に先発し、5回を4安打1失点、7三振1四球、1暴投で勝利投手になった。今季最速の97マイル(約156・1キロ)をマーク。チームは6―2で勝った。
開幕戦前の最終登板で圧巻の投球だ。初回、先頭キャロルをカウント1―2からの4球目、外角低めの90・6マイル(約145・8キロ)スプリットで空振り三振を奪うと、続くトーマスは内角高めのフォーシームで押し切り遊ゴロ。3番モレノも内角低めの92・8マイル(約149・3キロ)スプリットでバットに空を切らせ、11球で三者凡退で終えた。
大谷の二塁打を起点に2点を先制してもらった2回は先頭から安打と四球で無死一、二塁。その後、二死一、三塁とされるも外角低めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。前回、前々回は序盤に失点したが、許さなかった。
3回はスプリットとカーブで2三振を奪い3人で終えた。4回は2安打に暴投で一死二、三塁とされると内野ゴロの間に1点を失った。
5回は先頭打者を内角低めの91マイル(約146・5キロ)のスプリットで空振り三振、次打者は外角高めの90・8マイル(約146・1キロ)スプリットで空振り三振、1番キャロルを一ゴロに仕留め、予定の5回を終えた。
ほぼ完ぺきな投球に試合後、山本は「しっかり強いボール投げられてましたし、最終登板でしっかり手応えが感じられるピッチングができたと思います」と納得の表情だった。
この日、素晴らしかったのはスプリット。23球中15回スイングさせ、うち空振りが7だった。最大落差34インチ(約86・4センチ)で平均30インチ(約76・2センチ)で、まさに垂直に落ちた。昨季はなかなか空振りが奪えなかったが、今季はウイニングショットとして相手打線を苦しめるのは確実だ。
日本での開幕戦まで1週間。ファンの前でどんな投球を見せてくれるのか待ち遠しい。












