ドジャースがワールドシリーズ(WS)連覇に向けて調整を進めている。

 今季開幕シリーズは他チームよりもおよそ1週間早く18、19日に東京ドームで行われる。大谷翔平投手(30)を筆頭に開幕投手に内定している山本由伸投手(26)や佐々木朗希投手(23)を擁するドジャースと、メジャー2年目で開幕投手を任された今永昇太投手(31)と鈴木誠也外野手(30)が在籍するカブスの激突に、日本国内の熱気も高まってきている。

 昨季、4年ぶりのWS制覇を成し遂げたドジャースはディフェンディング王者として迎えるシーズン。オフに再び大補強を敢行し、米メディアからも多くの関心を集めている。そうした中、スポーツ専門局「ESPN」のベテラン記者、エリック・カラベル氏は2025年シーズンを独自の視点で展望し「ドジャースは96勝したが、NLCSは突破できなかった」とナ・リーグ優勝決定シリーズで敗退、WSにも進めないと占った。

 これに猛反発したのが米老舗誌「スポーツイラストレイテッド」だ。同誌の電子版は「さて、予想の最初の部分は妥当だ」と「96勝」には理解を示し「ドジャースは昨シーズンが98勝、一昨年のシーズンは100勝だった。新しい顔ぶれがそろい、前シーズンより勝利数が減るのはもっともだ」と解説した。

 ところが、後半部分には真っ向から異を唱えた。「ドジャースがNLCSを突破できないとは無理がある話だ。現在のロースターが10月に入るまでほとんどの選手が健康状態を保てれば、ワールドシリーズ出場はほぼ確実だ。野球に保証はないものの、すでに球界の頂点を証明したチームはオフシーズンでさらに進化した」と斬り捨て「「四半世紀ぶりの連覇を目指すディフェンディング・チャンピオンを阻むものは何もないだろう」と結論づけた。

 どちらが正解となるのか、今後の戦いから目が離せない。