2月28日に亡くなったプロレスラーで文京区議会議員の西村修さん(享年53)の通夜が7日、東京・文京区の護国寺でしめやかに営まれた。

 西村さんは2024年に体調不良を訴え、検査の結果食道がんが発覚。左側上半身全体に転移しており、ステージ4と診断された。その後、リングに上がりながら闘病生活を続けたが、出場が予定されていた1月の『ジャイアント馬場没25年追善大会』(東京・後楽園ホール)は容体が悪化し、緊急入院して来場もかなわず。それでも一度は今月初旬の退院が予定されるまで回復が見られたが、早すぎる別れとなった。

 通夜には、約1000人が参列。プロレス界からも多くの関係者が名を連ねた。長く確執を抱えながらも雪解け寸前となっていた藤波辰爾は「顔を見たけど、彼、俺に何も問いかけてくれなかったな…」と目に涙を浮かべた。また新日本での先輩にあたる蝶野正洋は「ずっと戦っていたというイメージしかないですね。本当に、お疲れ様でした。最後まで頑張ったっていうことです」と天を仰いだ。

 また昨年12月8日のFMWE鶴見大会での6人タッグ戦で対峙し最後の対戦相手となった〝邪道〟大仁田厚はリングに上げたことに責任と後悔を感じていたとしつつ「奥さんから『いい思い出をつくっていただきました』って言われた瞬間、ちょっと涙が出てきて。奥さんの一言で救われました」と喪主の恵夫人に感謝を述べていた。