新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀(45)と次期挑戦者の永田裕志(56)が7日、名古屋大会(15日)で行われる王座戦へ思いを明かした。
本来であればこの日は後楽園ホールで春の最強戦士決定トーナメント「NEW JAPAN CUP(NJC)」の開幕戦が行われる予定だった。しかし設営中にリングの鉄柱が折れてしまったため、リング設営が不可能になってしまうアクシデントが発生。試合開始予定時間直前に大会中止が発表された。
チケット代金は払い戻されるが、団体は会場に訪れたファンのために選手の写真撮影会やトークショーを開催。棚橋弘至社長は「100年に一人の逸材と言ってきましたが、100年に一度のことが起きました…」と前代未聞の事態に驚きを隠し切れないながらも、本隊選手を呼び込んでトークを開催した。
そんな中で注目を集めたのが、この日に王座戦が発表された後藤と永田のコメントだった。2011年12月以来、実に13年3か月ぶりの団体最高峰王座挑戦となる永田は「あれ以来一度も挑戦する機会がなく、挑戦したい気持ちは多々ありながらも暗黒時代というものを経験した僕としては、若い選手の流れを壊してまで挑戦するのはという躊躇もあって14年経ってしまいました」と回顧。
「挑戦表明したんですが、ファンの皆様にも賛否両論あるみたいです。それは仕方ないですね。いい歳だし、(直近の)実績もあるわけでもないのでね。でも今回は空気を読まずに挑戦表明したおかげでタイトル挑戦が決まりました。後藤選手に全力で今の永田裕志をぶつけてベルトを取りに行きたいと思います」と闘志を燃やした。
一方で愛知決戦がV2戦となる後藤は「ミスターIWGPの戦いを見せてもらいたいなと。若い時に付け人もさせてもらったので、(永田が当時のIWGPヘビー級王座の防衛新記録を樹立する)最多防衛の時も近くで見てました。強い永田選手を迎え撃てるのはうれしいです。この一戦を乗り越えれば、俺はさらに強くなれると確信しています」と迎撃宣言。ベテラン同士のIWGP世界王座戦の行方はいかに――。












