第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で2年連続8度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(57)が、2日の東京マラソンに出走する太田蒼生(4年)にエールを送った。

 1日に都内で行われた子供「ランニング教室 with 青学駅伝部」では、小学生の参加者に若林宏樹(4年)らとともに「青トレ」と呼ばれる体幹トレーニング、ストレッチなどを指導。福岡国際マラソンの吉田祐也(GMOインターネットグループ)、別府大分毎日マラソンの若林、大阪マラソンの黒田朝日(3年)と教え子が続々と好記録をマークするなど、効果抜群のトレーニング術を伝授した指揮官は「正しいメソッドでやれば、必ず成果は出る。正しくないことをいくらやっても、結果につながらない。正しいメソッドが青山学院にはあるということを証明している」と語った。

 マラソンでも青学大勢が存在感を発揮しており、ファンから太田の好走を期待する声もある。指揮官は「2月の退寮式でチームから離れて、今はGMOインターネットグループでプロランナーとしてやっているので、状況は把握していない。それでも、彼は魔法がかかった走りをすると思うので、ぜひ先頭争いに絡んで、結果はどうであれ、次の五輪に向けてのスタートの1つにしてほしい」と力を込めた。

 2日は温暖な気候でのレースが予想される。それでも「世界ナンバーワンの選手と戦って実力差を感じることもあるかもしれないが、必ず彼の成長の礎の一歩となるはず。せこいレースはしてほしくない。失敗してもいいからどんどん思い切ったレースをしてほしい」ときっぱり。その上で「優勝したあかつきには世界1周でも2周でも3周でもご褒美いたします」と宣言した。

 太田は2月27日のイベント時にビデオメッセージを通じて「僕の目標であるマラソン五輪金メダルの第一歩目が始まります。今大会の優勝を目指して頑張りたい」と決意を述べていたが、果たしてどんな走りを見せてくれるのだろうか。