陸上の男子マラソンで活躍する川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は、日本人戦士に大きな期待を寄せている。

 3月2日に開催される東京マラソンでは、国内外の多くのランナーが出走予定。2月28日にGPS機器メーカー「Garmin(ガーミン)」が主催するトークショーに出席した川内は、本紙の取材にパリ五輪6位入賞の赤崎暁(九電工)の名を挙げた上で「五輪であれだけ活躍したので、しっかり狙っていると思う。1万メートルや青梅マラソンの記録からすると、2時間4~5分台が出てもおかしくない」とエールを送った。

 さらに池田耀平(花王)にも着目。パリ五輪代表の座は逃すも、昨年9月のベルリンマラソンで日本歴代2位の2時間5分12秒をマークして存在感を示した。「(一昨年の)アジア大会は(6位に終わって)悔しい思いをして、リベンジの思いでベルリンマラソンを頑張った部分もあると思う。東京マラソンはベルリンマラソンに近い部分があるので、池田選手にとって有利な部分はあるのでは」との見方を示した。

 その他にも「すごく安定して強い」と評価する其田健也(JR東日本)などもエントリー。海外勢も前回大会覇者のベンソン・キプルト(ケニア)、5000&1万メートル世界記録保持者のジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)ら力のあるランナーが揃うが、赤崎は同日に行われた記者会見で「こうした場で戦えるのは今後成長するためにも必要なこと」と前向きにコメント。世界の猛者たちに対し、日本勢はどんな走りを見せてくれるのだろうか。