フィギュアスケートの四大陸選手権(韓国・ソウル)で苦戦を強いられた日本勢に対し、厳しい声が上がっている。
最終日となった23日の女子フリーでは、前回大会覇者の千葉百音(木下アカデミー)がジャンプで2度転倒するなど、123・88点、合計195・08点で6位。2019、20年大会を制した紀平梨花(トヨタ自動車)以来の連覇とはならなかった。北京五輪団体銀メダルの樋口新葉(ノエビア)も130・06点と得点を伸ばせず、合計195・16点で5位。松生理乃(中京大)は177・10点で11位に沈んだ。女子日本勢が表彰台を逃したのは、2007年大会以来18年ぶりだった。
22日の男子フリーでは友野一希(第一住建グループ)が合計242・08点で4位、壷井達也(シスメックス)が234・93点で5位、三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)が230・48点で6位。男子日本勢が表彰台を逃したのは、2016年大会以来9年ぶりとなった。女子の坂本花織(シスメックス)、男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)の両エースが出場していないとはいえ、26年ミラノ・コルティナ五輪を前に現実を突きつけられた。
男女日本勢がともに表彰台を逃したのは、07年大会以来18年ぶり。今大会で日本勢が表彰台に立ったのは、金メダルを獲得したペアの〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一組(ともに木下グループ)のみとなった。この結果にあるフィギュア関係者は「本当にいろいろと心配。ミラノ五輪が心配でならない」と表情を曇らせ、別の関係者は「伸びてほしい選手が思ったように伸びてきていない」と肩を落とした。
3月の世界選手権(米国・ボストン)はミラノ・コルティナ五輪の国別出場枠を懸けた戦い。今大会の出場選手のうち、男女日本勢では千葉、樋口、壷井が世界選手権代表に選ばれている。果たして残りの期間で立て直すことはできるか。











