腰部の張りのため別メニュー調整中だった阪神の森下翔太外野手(24)が21日、沖縄・宜野座キャンプの全体メニューに復帰した。藤川監督も23日の中日とのオープン戦(北谷)に森下を出場させる意向を示唆。調整の遅れを懸念された虎の新4番候補が「全然、問題ない」と完全復活をアピールした。

 この日は雨天とあってドーム内での打撃練習などで調整。ブルペンに入ってゲラやドラフト1位ルーキー・伊原の球筋を見るなど、実戦へ向けての準備を重ねた。首脳陣は森下の飛ばし過ぎにブレーキをかけ、慎重にケアしてきたが、ゴーサインが出された。

 森下は「もうできると思ってます。怖さなくやっています。(試合でも)全然動けると思う。あとは投手の生きた球を見たいですね。より多く試合に出たい」と、グラウンドで大暴れしたい気持ちを隠せない様子だった。

 キャンプ中の離脱に周囲はヒヤヒヤものだったが、森下本人はプラスに捉えている部分もある。自身の打撃フォームの動画などを治療期間に再確認。「むしろ、考える時間もあったので、いい方向に向いていると思います」と収穫を口にした。

 昨季は二軍調整も経験しながら129試合に出場し、打率2割7分5厘、16本塁打、73打点と堂々の成績を残した。さらなる進化に加え、チームの2年ぶりのリーグ優勝を引っ張る覚悟もできている。

「オープン戦といっても、勝った方が勝ち癖がつくと思う。勝つに越したことはない」と、春から気合十分だ。