阪神・佐藤輝明内野手(25)が、20日の沖縄・宜野座春季キャンプで、今春初となる外野守備についた。藤川球児監督(44)が明言していた〝複数ポジション制〟が、第5クール初日に解禁された。

 この日は、普段とは異なるポジションを守る「シャッフルノック」で右翼を務めると、「部門別ノック」でも外野手に混ざって白球を追いかけた背番号8。「いい感じだったんじゃないですかね。入り方も違うのでまあまあ難しいですし、久しぶりで違和感はありましたけどね」と振り返った。

 また、昨季までの2シーズンは三塁手を務め、外野手での試合出場はなかったものの、本塁へノーバウンド送球を見せるなど、ファンを沸かせる場面もあった。「ケガしないことを意識しましたし、久々なりにはできたんじゃないですかね。楽しかったですね」としつつ、「まずはしっかりサードを守らないといけないというところですね」と表情を引き締めた。 

 練習を見守った藤本敦士一軍総合コーチ(47)は、「輝明は前に守っていたので、チャージ力とかボールへの入り方は体が覚えているのは確認できました」と評価。その上で、「何かあった時のためなので。0・1パーかもしれないし、0・01%かもしれないし。その可能性があるなら、準備はさせておこうということです」と、あくまでも有事のためだということを強調していた。