巨人・浅野翔吾外野手(20)は27日に春季キャンプに先駆けた合同自主トレのため宮崎入りした。
昨年の宮崎春季キャンプでは、一昨年10月に発症した腰のヘルニアにより「故障班」からスタート。苦しいリハビリを行いながらの練習期間だった。プロ3年目を迎える今年は初の一軍キャンプメンバー入り。だからこそ、この春季キャンプへかける思いは人一倍強かった。
浅野は「一軍(キャンプ)が初めてなんで、ちょっとどうなるかわかんないですけど…。調子がいい日、悪い日とあると思うんですけど、そこはそんなに気にせず、とにかく元気だけを出して、『どこにいるか』っていう存在感を出していければと思っています」と力強く意気込んだ。
そんなGの若武者はキャンプイン前、つかの間の〝息抜き〟も忘れなかった。それは24日のことだった。ジャイアンツ球場での練習を終えた後、周囲に対し「これからジャイアンツの映画を見に行きます」と声高らかに宣言。その映画は現在、期間限定で上映中の巨人のドキュメンタリー映画「GIANTS THE MOVIE ~頂点への挑戦~」だ。当然ながら映画の内容について詳細に把握していなかった浅野は鑑賞前の時点である〝不安〟を抱いており、こんな本音も吐露していた。
「どんなやつなんですかね。優勝までですかね。だとしたら僕のエラーとか出てますかね」(浅野)
浅野が不安視していた「エラー」とは、優勝争い真っただ中の9月21日に行われた広島戦(マツダ)だ。8回二死二、三塁の場面で広島・小園の右前適時打を後逸。二走の生還も許し、同点に追い付かれた。それだけに忘れたくても忘れられない試合となった。昨年10月に行われた祝賀会の時でも「いい思い出ではないんですけど、マツダスタジアムでエラーしたのは今後ずっと思い出に残っていくんじゃないかなと思います」と言っていた程だ。
ちなみに映画の中では本人が〝危惧〟していた通り、浅野の苦労を象徴する題材として失策の場面についても触れられている。昨年の悔しさを糧に、初の一軍キャンプに向けて浅野は突き進む。












