中日・立浪和義監督(54)が、2年連続最下位からの巻き返しに燃えている。ドラゴンズ応援大使を務めるアイドルグループ「SKE48」熊崎晴香(26)の直撃に、竜指揮官は熱い思いを吐露。3回シリーズの第1回では、逆襲のキーマン・中田翔内野手(34)に対する絶対的な信頼、ドラゴンズ浮沈のカギを握る「二遊間問題」の現状について語った。

【最下位・中日 逆襲への咆哮=立浪監督編(1)】

 熊崎 中田翔選手がドラゴンズに加わったことで、チームに新しい風が入ってきた感じがします。

 立浪監督 やっぱり雰囲気を持っている選手なのでね。沖縄キャンプは見ました?

 熊崎 はい! とても活気がありました。

 立浪監督 (グラウンドの)雰囲気もね。練習から違うと思いますし、当然、中心選手として期待をしています。ずっと点が取れないと言われていたので獲得したんですが、キャンプも順調に消化してくれた。昨年までは若い選手をたくさん使いながらやっていたんですけど、軸になる選手がまだまだ育ちきっていないので、そこを助けてもらう。それに実績のある選手と一緒にプレーすることで、若い選手にいい効果をもたらしてほしいという思いもあります。

 熊崎 中田選手は投手陣にもアドバイスをされていると聞きました。チーム全体にいい影響を与えてくれそうですね。

 立浪監督 相手チームから見たドラゴンズの投手ということをアドバイスをしてくれてます。それと守備も非常にうまい選手なので、ファーストにいるというだけで随分、安心感もあるでしょう。ドラゴンズの選手はすごく真面目な選手が多い。彼のような選手が入ってきたことで、いい意味で刺激し合ってほしい。いきなり(中日に)来て、いろいろ注文をつけ過ぎてもあれなんですけど、彼には入団する時に「ずっとドラゴンズにいる生え抜きとして、何も遠慮することなくやってほしい」と伝えています。

 熊崎 キャンプでは立浪監督自ら、中田選手にノックをされていました。

 立浪監督 もともと技術がある選手。あとは体力的に大丈夫であれば。今年35歳でここ3シーズンくらいはフルに試合に出ていないので、キャンプ中盤から後半にかけてはノックをしようと。下半身ってやっぱり大事なので、そういう意味合いでね。(自分が)ノックをしたのは1日だけですけど、その後も間隔を空けながら練習してました。

立浪監督(右)とがっちり握手する熊崎
立浪監督(右)とがっちり握手する熊崎

 熊崎 野手陣で気になるのは、二遊間を誰が守るのかということですが…。

 立浪監督 たくさん候補はいるんですけど、やはり守りは重視したいなと思います。

 熊崎 育成選手として加入したロドリゲス選手の注目が高まってます。

 立浪監督 ロドリゲスは脚力もある。何より彼のいいところはグラブさばきであったり、肩の強さ。非常に魅力的なショートだなと思います。結構かっこいいでしょ?

 熊崎 オーラありますよね。

 立浪監督 もちろん、これから覚えていくことがたくさんあるんですけど、すごくのみ込みも早いですし、真面目に日本の環境や野球に慣れようとしている。育成でいい選手を獲得できたなと思ってます。

 熊崎 打撃の方はどうなんですか?

 立浪監督 打撃は正直、まだまだのところはあります。体も細いですし、強さもこれからトレーニングしながらやっていかないといけない。キャンプ途中で一軍に上がってからかなり成長してるので、楽しみにしてます。

 熊崎 他にも注目している選手はいますか?

 立浪 田中幹也とかね。非常に野球をよく知っている選手。ただ、田中もロドリゲスもまだ(一軍公式戦に)出たことない選手なので、1シーズンと考えた時に、そうはうまくはいかないと思う。そこに割って入るような選手、村松や辻本らが競い合って出てきてほしいですね。