中日・立浪和義監督(54)がドラゴンズ応援大使を務めるアイドルグループ「SKE48」の熊崎晴香(26)にセ・リーグ5球団について語った。連覇を狙う阪神、2年連続で大きく負け越しているDeNA、阿部新監督を迎えて心機一転の巨人など、ペナントを争うライバルは強敵ばかり。最下位からの逆襲に向けて、立浪竜のストロングポイントとは――。

【最下位・中日 逆襲への咆哮=立浪監督編(2)】

 熊崎 連覇を狙うタイガースは今年も強敵となりそうですが、立浪監督は阪神の強さについてはどう思われますか。

 立浪監督 まず投手力というところでは、セ・リーグの中を見ても、中継ぎを含めて少し抜けていると思います。打線はすごく強力ということはないんですけども、各選手が自分の役割をしっかりとできる。特に(近本と中野の)1、2番が相手からしたらしぶとい選手と言いましょうかね。ランナーを進めたり、かえすバッティングであったり、フォアボールを取ることもそうですし、(全体的に)そういった意識が高い。ここは技術がないとできないことであると思うんですけども、やっぱり見習わないといけない点はたくさんあるチームだなと思っています。

 熊崎 ドラゴンズも今季は走塁面にも力を入れている。

 立浪監督 バンテリンドームでやる時は、どこのチームもそんなに点を取れない。点が取れないのに去年はミスから失点してしまって試合を落とすケースが多かったので、やっぱり失点は少なく、しぶとく1点を取れる野球を目指そうということで走塁や進塁打、バント、エンドランも含めて昨年の秋からスタートしてやっています。

立浪監督に質問をする熊崎
立浪監督に質問をする熊崎

 熊崎 DeNAについてはどうですか。

 立浪監督 DeNAには2年連続で大きく負け越しています(※2022年が6勝18敗1分、23年が8勝16敗1分)。苦手意識があるのか、牧選手のように同じ選手に打たれたり、ある一定の投手が打てないといったことが顕著に表れたのがDeNA戦でした。そこへの対策は当然、していかないといけないと思っています。

 熊崎 阿部新監督となった巨人や昨年2位の広島はどうですか?

 立浪監督 巨人も監督が変わって、チームカラーも多少変わると思います。やっぱり打力があるチームなので、投手がしっかりしてくれば、かなり強力になると思います。広島も西川選手がFAでオリックスに行きましたが(2月23日の)オープン戦で対戦した時に若い田村選手が出てきた(猛打賞&2打点と活躍)。勢いのある若手が多いなという印象があります。

 熊崎 3月29日の開幕戦では敵地でヤクルトと対戦します。

 立浪監督 ヤクルトは特に神宮で対戦する時の打線はすごく迫力を感じますね。昨年は投手陣が乱れたことと、村上選手が一昨年よりは良くなかったというところがありましたが、やはり怖い存在です。

 熊崎 ライバルチームと戦っていく上でドラゴンズの強み、ストロングポイントを教えてください。

 立浪 今年は結構、野球が変わっていくなと思っています。自分の期待も込めてね。もちろんメンバーが変わるから(野球が)変わっていくこともあるんですけど、選手の意識も相当変わっている。去年の秋から練習して実力がついた若手もいます。違った野球を見せられるようにと思って、昨年から補強も含めてやってきました。二遊間を含めて大きく変わるのかなと期待しています。