第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(56)が、8区区間賞の塩出翔太(2年)に高評価を下した。

 間近に控えるトラックレースを前に「先週まで高知合宿をやっていて、1週間の中で30キロ走、21キロ走、42・195キロ走をやった」と距離走を多めに組み込んだというが、23日に都内で行われた「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2024」の招待選手によるレースの男子(5キロ)では、18日の高知龍馬マラソンで2時間19分20秒で優勝した塩出が14分1秒をマーク。日本人のトップの3位に入り、悪天候の戦いで存在感を放った。

 レース後の取材で指揮官は「究極のスピード練習はタイムトライアルとして位置づけているので、今日の5キロのレースが春のトラックレースに向けてのタイムトライアルという位置づけで、参加させてもらった」と意図を説明した上で「走り込みの中で、力の見極めの1つの指標として、5キロというのがある。そこで14分ぐらいで走ったら、塩出あたりで言えば、13分30秒前後では走る力はあるんじゃないかなと思う」と期待を寄せた。
 
 駒大が本命視されていた今年の箱根駅伝を制した青学大。連覇を目指すにあたり、次なる主軸選手が着実に進化を遂げているようだ。