第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(56)が、競技の普及に手応えを感じている。
23日に都内で行われた「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2024」では、青学大や国学院大などの学生ランナーや実業団ランナー、一般ランナーらが参加。幅広い層のランナーが出場するイベントのゲストとして参加した原監督は「やはり陸上競技の価値が上がったんだと思う。スポーツメーカーがこのイベントに対して、お金をかけて開催してくださったのは、それだけ陸上長距離界にマーケティング効果があるということだと思う。ありがたい業界になってきた」とうなずいた。
かねて原監督は陸上界の発展に多角的な角度から尽力。「やっぱり普及というキーワードに気を使って、物事を起こさないと業界の発展にはならない」と切り出した上で「箱根駅伝でただ勝つだけじゃなくて、勝った後のフォローアップとして、こういったイベントをメーカーさんと一緒にできること、さらに参加いただいてるファンのみなさんを味方につけること、それが青山学院、陸上界、長距離界にとってもプラスになる。われわれが戦っているフィールドが豊かになれば、われわれも頑張るかいがある」と感謝の言葉を口にした。
今後は複数の選手を引き連れ、アディダスのドイツ本社が主催するロードレースに足を運ぶ予定。「現地視察して欧州文化を感じて来ようかなと思う。やっぱり日本の箱根駅伝も大切なコンテンツだが、競技のことに関すると、今回のドイツ遠征にはアディダスのパートナー選手も数多く世界から来る。だから、井の中の蛙にならないように競技レベルも上げていく。箱根駅伝だけじゃないんだと、世界にはこういったアスリートがいるんだぞと目の当たりにすることがさらなる競技力の向上につながると思う」との考えを示した。
箱根駅伝はもちろん、世界で通用するランナーの育成を目指し、さまざまな経験を積ませていく構えだ。












