阪神・前川右京外野手(20)が、外野レギュラー奪取に向け、猛アピールした。

 11日、今季初実戦となる紅白戦(沖縄・宜野座)に紅組の「2番・右翼」で出場。白組の3番手・石井から中堅フェンス直撃の二塁打、5番手・浜地からは痛烈な中前打を放つなど、4打数4安打1四球と5打席全出塁の大暴れを見せた。「速いストレートのインコースをしっかり回れた。ストレートと、相手ピッチャーのいい球種を頭に入れながら、打席に入った。感触的にはだいぶ良かった」

 打撃を見守った岡田彰布監督は「だから、練習でちゃんと打っとるんやから。そのままそういうスイングができる、できてるいうことで。だから、それだけやな。もうあかんやつはあかんやんか。見たらわかるやん」とうなずいた。

 昨年のキャンプは一軍メンバーに抜擢されたが、直前の1月30日に左肩のコンディション不良で離脱し、悔しさを味わった背番号58。今キャンプではレギュラー奪取に向け順調にアピールを続けているが、「アピールとなると、ちょっと焦ってしまう時がある。そういう気持ちなしで、結果がダメやったら切り替えるだけ。その日終わったら、また明日はゼロからのスタートなので、そういった気持ちで毎日過ごしたい」と表情を引き締めた。